マーケティング、ファイナンス、プログラミング、人工知能、グローバル、起業...
就職活動ではこういった言葉が飛び交い、多くの大学生を不安にさせています。
また、意識の高い学生であればそういった能力、知識を今のうちに身に着けようとします。
しかし、能力、知識を身に着けることだけが目的になっていませんか?
そういった人達には、一旦これらに距離を置いて哲学に触れてみることをおすすめします
なぜ哲学なのか?
哲学では「生きること。死ぬこと。」、「自分とは何か。」について深く考えます。
こういった命題に対して深く考えることは人生を豊かにすることにも繋がります。
また、思考力が上がり、価値観が広がるので、将来自分がしたいことを見つけることができるかもしれません。
哲学書を読むまえに知っておきたい心構え(読まずに死ねない哲学名著50冊p22参照)
1.諦めずに粘り強く、自分の頭で考えながら読む。
哲学者も私たちも同じ人間、同じ理性を持っている。
地道に読み進めることで、必ず腑に落ちる瞬間に出会える。
2.動機をすくいとるように読む。
「なぜこんなことを論じているのか?」の答えを追う姿勢で読む。
枝葉末節にこだわらない。
いったん著者が目がけている方向性がつかめれば可読性と理解度がアップする。
3.繰り返し読む
1回読んだだけで理解することはほぼ不可能。
古本にだせないくらい、メモを書き込みながら読む。
4.仲間と読む
1人で読むとふと苦しさや寂しさに襲われることもある。
できるだけ仲間を見つけ、ともに考え、ともに話す。
時には読書会も開催し、終了後は共に呑む。 継続は力なり。
5,名を残した哲学者だからといって、 必要以上に畏敬の念を抱かない。
哲学者=文章の達人ではない。
読んでいるこっちがバカなのではと自信喪失ほど、 理解しづらい文章(悪文)もある。
読書を放ったらかしにして、 独善、独断で書き散らす哲学者も少なくない。
主張が原理的か確かめながら読むのが大切 海外に留学して人生観を変えるのも良いかもしれませんが、 人生観を変える方法はいくらでもあります。
今回はその1つとして哲学を挙げてみました。
これまで触れたことのない価値観に触れることで きっと素晴らしい出会いがあるはずです。
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