北欧と聞いて、何を思い浮かべますか?
美しい自然?白夜?音楽だったらビョーク?ファブリックだったらマリメッコ?
人それぞれ、好みはことなるけど、私のおすすめの北欧ブランドを、いくつか紹介していきますね!
マリメッコ(Marimekko)
きっと、誰もが聞いたことがあるだろう、北欧が誇る人気ブランド「マリメッコ」。1951年にフィンランドで誕生したファブリック(生地)ブランドなんですけど、何と言っても、その良さは“独創的なカラー”と“不思議な柄”。
アイテムはオリジナルの生地はもちろんポーチやバッグ、マグカップ、テーブルクロスなど、家の中を彩るアイテムが勢揃い。服も販売していて、ワンピースやスカート、スカーフなどがあります。
ちなみに、日本でファッションショーを発表したこともあるんですよ!
最近は、パリコレでショーを発表しているので、最新コレクションが出たらぜひチェックを!
イッタラ(Iittala)
北欧デザインな食器の代名詞「イッタラ(Iittala)」。お皿や食器を販売しているフィンランドの企業です。
創業は1881年と言われていて、かなり古いです。特に、透明なガラス食器が人気で、「カステヘルミ」というシリーズは、皆さんもどこかで見たことがあるかもしれません。
フィンランド語で「しずく」という意味の「カステヘルミ」。朝日を浴びてきらめく、草露からヒントを得てデザインされています。オイバ・トイッカという人がデザインをして、1964年から1988年まで生産されていたが、2010年に復刻されました。零れだしそうな、瑞々しいボウルやカップは、時代が変わっても心を掴んで離しません。
カール・ハンセン&サン
歴史のあるデンマーク家具メーカー「カール・ハンセン&サン」。創業は100年を超えています。特筆すべきは、北欧のインテリアデザイナーの中で、巨匠と称されるハンスJ.ウェグナーの家具をたくさん製作しているところ。代表作は、なんと言っても「Yチェア」でしょう。
曲線の美しい、こだわりのある椅子を、一つ家の中に置くだけで、ちょっと生活が贅沢な気分になりそうですね。
アルテック(Artek)
この椅子、どこかで見たことあるような。。。
この椅子を作っている「アルテック(Artek)」は、1935年に建築家のアルヴァ・アアルトを含めた4人の若者が始めたフィンランドのインテリアブランド。そして、この見覚えのある椅子は「スツール 60」と言われていて、世界で最も有名な椅子と言っても過言ではありません。
見覚えがあるのは、シンプルな形なので模造品が多いことが原因です。だけど、「スツール 60」と偽物には大きな違いがあります。それは、耐久性です!実は、「スツール 60」には、L-leg(エルレッグ)という特許技術が使われており、これにより何十年も壊れない強度を保っています。この技術は、木材を曲げる技法なのですが、他のインテリアブランドでは行えないアルテックだけの技術です。
ちなみに、日本のファッションブランド「ミナ ペルホネン」ともコラボレーションしたことがあります。可愛い生地と、美しい3本脚の椅子が見事にマッチしていますね。
「スツール 60」のように、使い込むほど独自の味を出していく椅子、ひとつは家に欲しいものです。
いかがでしたか?
ぜひあなたの生活の中にも、北欧デザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。部屋に行くとき、食事をするとき、リビングでくつろぐとき……。もしかしたら、前より心が豊かになっているかもしれません。
0コメント