皆さんは『ポプテピピック』という漫画をご存じだろうか。
最近この作品は2017年10月よりアニメ化が決まったり、コラボカフェをやっていたり、積極的なLINEスタンプの販売やグッズ展開により注目を集めている。
読者からはとびっきりの”クソ漫画”と評判を集めている（！？）いったいどういうことなのか？
今回はそんな『ポプテピピック』の魅力を伝えていきたいと思う。
１.どんな作品なのか
Webコミックサイト「まんがライフWIN」で大川ぶくぶ氏が連載している漫画である。
登場人物は表紙のなんともいえない表情をしている少女２人（背の低いほうがポプ子、背の高いほうがピピ美）がメインで彼女らの会話が４コマ漫画として展開されている。
内容は...どう言葉で表現すればいいのかわからない。
率直にいえば意味不明でシュール。
基本的にポプ子が暴言、非行、煽りを行い、ツッコミ役と思われるピピ美も意味不明な行動をするので内容に収集がついていない。
オチもないことが多いし、深い内容もない。
ギャグマンガなのだが、分かりやすいギャグは入れてこない。
意味不明なカオス展開とシュールさになぞの面白さがこみ上げてくる。
正直ほとんどのコマの内容が意味不明。（実は一見意味不明にみえても、ゲームや漫画、時事ネタ、やネットスラングなどのパロディである場合があるが、作者の趣味が細かすぎて全ての元ネタを理解できる人はいないだろう）
だから、この漫画を見て、大爆笑できる、というわけではないだろう。
そんな人がいたら 正直心配になるレベルだ。
２．クソ漫画だから面白い？
私の主観でいろいろ書いてしまったが、これらの気持ちを総称すると、「クソ漫画」となる。
「クソ漫画」という言葉を作者も出版社も押し出している（！？）
クソ漫画だったら、読む価値ないのか？と思うだろうが、 きっと、この漫画は「クソ漫画だから面白い」のである。
クソ漫画だから面白いとはどういうことか。
現在この漫画は 『ポプテピピック 』 『ポプテピピック SECOND SEASON 』の２巻が単行本化されている。
この２冊はAmazonレビューの評価が非常に高いのである。
しかし酷評コメントがずらりと並んでいる。
ほとんどの方が星５評価をしつつも、一方でコメントでこの漫画のクソ漫画ぶりを罵倒しているのである。
『ポプテピピック 』
『ポプテピピック SECOND SEASON 』
ざっとレビューを読んでいただければ分かったと思うが、皆がこの漫画のクソ漫画ぶりを楽しんでいることがわかるだろう。
本当にこの漫画の魅力は読んでみないとわからないので、ぜひ読んでない方は読んでほしい。
読み終わったあと、今まで味わったことのない謎の感覚になること間違いなしである。
今までとは違った刺激を味わいたい方にはぜひオススメである。
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