2016年夏に公開され、日本だけでなく世界的にも大ヒットした新海誠監督の映画「君の名は。」
みなさん劇場に観に行きましたか?私は映画館に2回行きました。さらに二冊ある小説も購入して読みました。何回も泣きました。5回以上行っている友人もいました笑
さすがに五回はなあと思いましたが、それでも魅力的な作品には違いありません
さて、映画「君の名は。」のDVDが来週7/26についに発売します!レンタルも同日から開始するわけですが、皆さん映画のストーリーの深〜い設定をご存知ですか?
まだ映画を見ていない方は、まずは7/26からレンタルができるようになるので、ぜひ観ていただきたいです!!
そして一度映画を観た方も、小説を読んでから、映画をもう一度観直して欲しいです。ストーリーの裏の設定を知った上で見ると、映画の描写一つ一つに対して違う見方ができると思います。「ああこれはこういうことだったのかあ」が沢山あります。
さて、まずは映画を観ていない方のために「君の名は。」の魅力について語りましょう。ありすぎるので、簡潔に箇条書きに。
・どうせ恋愛ものだろと思いきや、「おおっ‼︎」となるストーリー
・三葉がかわいい
・ピュア
・絵が綺麗
・音楽がいい、RADがよい
・泣ける、カタルシス
・設定が面白い
・三葉がかわいい
という具合に、「君の名は。」には魅力が沢山あります。ここ最近のアニメ映画の中で私の中では大大大ヒットでした。私は「君の名は」で初めて同じ映画をなんども映画館で鑑賞しました。映画の作りとしても、もう一度観たくなるタイプの映画ですね。
さてさて、次に小説版の紹介をしていきます!! ここからが重要です!
映画を見て、少しでもいいなと思った方には小説を読むことを強くお勧めします!
小説は二つあります。一つは映画をそのまま小説にしたもの、角川文庫から出版されている小説『君の名は。』です。
もう一つは、映画では描かれていない部分を描いたもの、角川スニーカー文庫から出版されている小説『君の名は。Another Side:Earthbound』です。
前者については映画の内容を小説したもので、ほとんど差異がありません。心理描写とか小説の方が丁寧なのでは?と思うかもしれませんが、映画での描写が丁寧なので、そこまで小説版で補完されているわけではないなーとの印象を私は持ちました。なので、映画を見ればこちらの小説は特段読む必要はないと思います。映画を一度見た人が読むべきは後者の方です。
☆ここからは映画のネタバレを含みますので、映画の内容を知りたくない方は、映画を観てからスクロールしてください。
さて、後者の『君の名は。Another Side:Earthbound』気になるその内容は、
・三葉と入れ替わった時の瀧
・テッシー
・四葉
・三葉の父
の四人の物語です。映画本編以外の話で構成されており、本編では語られなかった部分を補完する内容になっていて理解が深まります。
特に一度映画を見た方で「ん?」と思うのはストーリーの最後の方で、三葉の父がなぜ隕石落下を信じて住民の避難をさせたかという点だと思います。隕石が落下する日の昼に三葉(瀧)が三葉の父を説得した時は「何言ってるんだこいつ」的な対応で、子供のいたずらと考えて三葉の必死の住民の避難の要望を無視していたにもかかわらず、最後の説得の場面ではなぜか三葉の要望を聞き入れるというシーンがあります。本編を観ているとなぜ?と腑に落ちないかと思います。
そこについての補完が、『君の名は。 Another Side:Earthbound』の三葉の父の話で明らかになるのですが、「ああそういうことだったのか」と納得がいく説明がなされています。ストーリーの組み立て方が素晴らしいと感動しました。映画中には明かされなかった三葉の母の話や三葉の父の過去の話を通じて、その謎が明かされています。
最後の三葉の父の話だけでも、この本を買って読む価値があると思います。「君の名は。」いいなあと思った方には是非読んでいただきたいです。
いかがでしたか?来週のBD&DVDの販売・レンタル開始のこのタイミングに合わせて小説を読んでみませんか?
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