宿曜占星術

皆さん、宿曜占星術っていう占いを聞いたことありますか?

その発祥は紀元前のインドにまでさかのぼります。

正確な時期は定かではありませんが、約3000年ほど前に、知恵の菩薩として知られる文殊菩薩が28宿を基に暦を作り「宿曜経」に表したとされています。

「宿曜経」はその後、インド密教占星術に取り込まれていきます。仏教を学びに中国からインドに渡った「不空三蔵」という僧が中国に持ち帰り、弟子に書物としてまとめさせた経典の題名が「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」と名づけられ、中国宿曜道として発展しました。戦国時代には、織田信長が戦いに備えて使用していたとも言われています。

あまりの的中率に、江戸幕府を開いた徳川家康が宿曜占星術を封印してしまったのです。明治以降、宿曜占星術は見直されて注目を集めつつあります。


相性

宿曜占星術の相性では、「三九の秘法」を用います。

自分の宿と対人関係に当たる相手との相性を導き出すものです。「命・業・胎」、「栄・衰・安・危・成・壊・友・親」の11種に大別されます。

命の関係性は、同じ宿を持つ「命」の相手とは運命的な縁がとても深い人です。お互いに「命」の関係となる相性の確率は、6種類ある相性関係の中でも一番低く、出会いの確率も27分の1となります。

業胎の関係性は、前世、来世とつながる因果を表します。あなたから見て「業」に当たる宿は、前世での自分の宿で”カルマ”を表します。「胎」に当たる宿は、来世での自分の宿で”受胎”を表しています。

栄親の関係性は、あなたから見て「栄」に当たる宿は”繁栄”を表し、「親」に当たる宿は”親愛”を表す最高の相性です。

お互いにプラスを与え合い、尊重する事ができる理想的な組み合わせです。双方に繁栄をもたらす相性は、この関係のみです。

すべてにおいて協力関係が成り立つ宿縁で繋がっているので、一緒に行動する事で、棚から牡丹餅のような幸運が訪れるでしょう。

なので、ラッキーパーソンと捉えておけば良いと思います!

友衰の関係性は、ラヴァースを意味する関係性です。あなたから見て「友」に当たる宿は、交友を表し、「衰」に当たる宿は、衰弱、衰退を表します。「友」の人のほうが優位な強い立場になり、反対に「衰」の人は、ちょっとメランコリアな弱い立場となります。

友人関係や恋人関係にも良い関係性です。

安壊の関係性は、あなたから見て「安」に当たる宿は、安定をもって相手を破壊する事を表し、「壊」に当たる宿は、相手から破壊される事を表しています。つまり、「安」に当たる相手には、自分が優位な立場となり、「壊」に当たる相手には、劣位な立場になります。

宿曜占星術で、もっとも気をつけなければいけないといわれているのがこの相性です。

破壊作用が強く働いた場合は、お互いに破滅的な結果になる場合も少なくありません。この相性は穏やかな関係とは言い難く、特に恋愛に関しては極力避けたほうが無難でしょう。なぜならば、その恋は成就できず、結果的に気持ちが憎しみに変貌する恐れがあるからです。

恋愛以外ではその強力な破壊作用が武器となって、自分では思ってもいなかったような意外な方向へ進む可能性もあります。

師弟関係のような組み合わせは逆に好相性となる場合もあります。

どちらにしろ、この相性の人と絡むことで自分自身が一皮剥けると考えて良い相性です。

危成の関係性は、あなたから見て「危」に当たる宿は、危険を表し、「成」に当たる宿は、達成、成就を表します。この関係は職場で出会うケースが多く、仕事絡みの付き合いには最高の相手となります。ちょっとリスキーな組み合わせですが、言いたいことを言い合える友人宿です。性格が正反対なので、お互い惹かれ合います。また、ものの考え方が違うので刺激的に感じるでしょう。良い意味でライバルとしては最適の相手で、お互い切磋琢磨しながら成長できる相性です。自分に欠けている一面を相手に見出すことができるでしょう。

僕、個人の意見としては、友人関係や恋人関係で、安壊や危成が多かったですね! やはり、刺激ある相手との方が興味を持ち易いのかもしれませんね!

以上、僕がオススメする占いでした!

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