皆さん読書していますか?
就職活動を終えた人、これから就活を始める人に一言!社会人になるとなかなか読書をして物事をじっくり考える時間がありません。人生の夏休み期間に、読書を通じて今まで自分になかった考え方を取り入れてみるというのも悪くないかもしれません。
今回は「社会人になる前に読んでおきたい!!」と筆者が思う本を紹介していきます。少し硬めの本から小説までバラエティに富んでいますよ!
【金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学】
ロバート キヨサキ (著), 白根 美保子 (翻訳)
著者が世の中に「お金」について知らない人が多すぎると危機感を持ったことから生まれたのがこの本。
「お金持ちってどういう考え方を持っているの?」「どうしたらお金持ちになれるの?」そうした悩みに対して一つの答えを教えてくれます。世界中でベストセラー&ロングセラーとなった「お金」についての考え方を学ぶ一冊です。
これまで「お金」についてあまり考えたことのない人にこそ読んでもらいたいです。自分の生き方、考え方や社会の見方が変わるといっても過言ではありません。
【サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福 】
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳)
続いては、現在世界中で大ヒットとなっているこちらの本。一見固くてとっつきにくそうに見えますが、中身は非常に興味深い内容になっています。オバマ大統領やFacebookのマーク・ザッカーバーグ、マイクロソフトのビル・ゲイツなど各界の著名人が一押しして話題になっていますね。
ホモ・サピエンスである私たちがどのように生まれてきて、現在に至るのか。人類はどんどん発展してきたが、果たしてその発展は人類を幸せにしているのか。これまでとは異なった観点からみる人類の発展の歴史はとても興味深く、グローバルな社会で生きる私たちが、今後世界がどうなっていくかを考えるきっかけになる一冊です。
キレッキレの著者が新たな歴史の見方を与えてくれること間違いなし。大ヒットに納得の一冊です。
【そうだったのか!現代史】
池上彰(著)
池上さんの説明は本当にわかりやすいです。テレビでニュース解説をしているのを見たことがある人は多いとは思いますが、本でも同様頭にスッと内容が入ってきます。
今の社会がどういう仕組みになっているか、世界情勢を把握するには、少し前の歴史、戦後からの世界の流れを知っておくことが不可欠です。学校の歴史の授業では、戦後の歴史を厚くやることは少ないと思います。
この本は東西冷戦、資本主義、社会主義の下での戦後史を通じて、今の世界がどのように成り立ち、どのような方向に進んできたのかをわかりやすく説明してくれています。
大人になって社会のことを知らないっていうのはちょっと恥ずかしいですよね。この本を通じて、社会のこと勉強してみませんか?
【何者】
朝井リョウ(著)
最後は小説です。就活をテーマにした小説といえばこれ。2016年には映画化もされ、注目度が上がっていましたね。
この本は現代に生きる私たち20代の就活をリアルに描いています。就活というテストのように点数で形式的に評価されることないふわっとした評価軸の上で、競争させられ、不安な状況にある大学生の悩み、葛藤がリアルに描かれています。直木賞受賞も納得の内容です!!
就活を終えた人も、これから就活する人にも是非読んで欲しい一冊です。
いかがでしたか。普段あまり本を読まない人にこそ、読んで欲しい本たちでした。社会人になる前に、読書を通じて社会に詳しくなりましょう!
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